Kiyonori Sokabe× Kana Higashiyama × Yuta Uetake
曽我部 清典
Kiyonori Sokabe
トランペットトリオウエポン Trumpet Trio WEAPON
トランペットトリオウェポンは、2021年5月、曽我部清典(そかべきよのり)の呼びかけにより、洗足音大の曽我部門下生とで結成されました。現在のメンバーは曽我部の他、植竹佑太(うえたけゆうた)と東山華奈(ひがしやまかな)。ウェポンは英語のWEAPON(武器)で、音楽に力を!という願いを込めて、曽我部が名づけました。
芸術は無力だと感じることは数多くありますが、それでも、意志を持って音楽することで、開かれる道もあるのだと思います。
トランペットはエジプト文明の頃からありました。おそらく最初は信号(ファンファーレ)として使われたのでしょう。そしてキリスト教内では神の代弁者となりました。いっぽう、権力の象徴として王様に仕えていたこともあります。
現代のトランペットも、過去の歴史上の役割を受け継ぎながら、信念のファンファーレを吹き続けたいと思います。
東山 華奈
Kana Higashiyama
東京都出身。洗足学園音楽大学卒業。
これまでにトランペットを小林正樹、渡辺隆太、北村源三、曽我部清典各氏に師事。
室内楽を曽我部清典、渡辺功各氏に師事。ブルクハルト国際音楽コンクール室内楽部門審査員賞受賞。
現在は都内を中心にフリーランス奏者として活動中。
親子向けのコンサートや、手作りトランペットワークショップなども開催している。
また、演奏活動のほかにリトミックアシスタント講師としても活動している。
ウインズミュージックスクール、ロイヤルミュージックガーデントランペット講師。
植竹 佑太
Yuta Uetake
1993年生まれ、東京都出身。都立杉並高等学校、洗足学園音楽大学卒業。
高校在学中、師曽我部の演奏を聴き衝撃を受け、自らも現代音楽の演奏家を志し曽我部門下へ。大学在学中二度、特別選抜演奏者に認定される。
トランペットを曽我部清典、藤田直規、立花幸司、マーク・ハイドン・ロビンソンの各氏に師事。室内楽 を曽我部清典、小田桐寛之、勝俣泰の各氏に師事。
現在はフリーランスプレーヤーとして東京を中心に現代音楽の初演や再演、またオーケストラや吹奏楽、金管バンドなどへの客演など精力的に活動中。師曽我部とは、上野の森ブラスへの客員として共演している。
「七人の祭司は、それぞれ牡羊の角笛を携えて神の箱の前を先導しなさい。七日目には、町(エリコ)を七周し、祭司たちは角笛を吹き鳴らしなさい。彼らが牡羊の角笛を長く吹き鳴らし、その音があなたたちの耳に達したら、民は皆、鬨の声をあげなさい。町の城壁は崩れ落ちるから、民は、それぞれ、その場所から突入しなさい。」ウルガータ聖書「ヨシュア記」エリコの攻城より。